早くも桜の花が見ごろとなり、春の訪れと一年の終わりを迎えました。新型コロナウイルス感染症流行の中スタートした今年度。緊急事態宣言による登園自粛期間や行事の縮小、中止など昨年度と同じようにはいかない中、子ども達は様々な経験をし、あそびを楽しみ、たくさんの成長をしてきました。保護者の皆様には、たくさんのご理解、ご協力をいただき、本当にありがとうございました。

3月は、進級・進学を楽しみにしたり、お別れを寂しく感じたりしながら過ごした子ども達。楽しい思い出もたくさんできました。

3月3日（水）のひなまつりでは、由来や、雛人形のそれぞれの名前などの話を聞き、子ども達が作ったひな飾りを披露しました。そして、衣装を着てハイポーズかわいいおひな様とおだいり様になりました🎎　給食もひなまつりの特別メニュー。ちらし寿司に、おやつは苺がのったふわふわのケーキ🍰でした。調理の先生に、粉砂糖の雪を降らせてもらい、みんなじーっと見つめていましたが、食べ始めると「おいし～い！」と、あっという間に食べていました。

3月15日（月）は、たいよう組とほし組がお別れ遠足で宝島池公園に行きました。雨で延期になっていたので、子ども達は朝からワクワク初めて行った公園では、みんなで鬼ごっこをしたり、遊具で遊んだり、砂遊びをしたり・・・とたっぷり遊びました残念ながらお弁当はなかったのですが、‟持っていきたかったな”という気持から、自分達で画用紙や折り紙で作ったお弁当を持っていき、食べる真似をして楽しみました🍱　先生からは、おやつに本物のビスコをもらって食べました。「たのしかった～」と大満足の子ども達でした。

3月18日（木）、たいよう組とのお別れ会をしました。質問コーナーでは、小さいお友だちも手を挙げて「ランドセルは　なにいろですか？」などたくさん質問したり、各クラスで作ったプレゼントを手渡したりしました 先生達からの出し物では、思い出を切り紙で振り返り、「たくさん楽しい事があったね」と一緒に過ごした一年をみんなで懐かしみました

たいよう組の子ども達からもお礼にと折り紙で作ったペンダントが全員に渡され、最後に卒園式の歌を披露してくれました 小さいお友だちもじっと見つめて聴いていたり、幼児クラスでは、「なみだが でそう」とつぶやくお友だちがいたりとちょっぴり寂しくなっているようでした。

3月27日（土）、深江会館で卒園式を行いました。感染症対策のため保護者の参加人数を少なくし、在園児の参加もありませんでしたが、無事に5名全員揃って卒園を迎えました。園長先生から一人ずつ保育証書を受け取り、お家の人にお礼の言葉を伝えました。そして自分達で考えた言葉で一緒に思い出を話したり、歌をうたったりしました。

式の後、中止となった発表会の劇と合奏を披露しました。力を合わせ、堂々と台詞を言ったり演奏したりしていた子ども達。その成長した姿をお家の方にも最後に直接見ていただくことができました。

4月からは、いよいよ小学生。お別れは寂しいけれど、ずっとずっと応援しています。元気でいてね。