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2019.07.2
😋大きくな~れ🍴 育児担当保育:食事
遅めの梅雨入りでじめじめとした日々が続いています。その中で子どもたちは七夕飾りや、夏祭りのゲームで必要なものを楽しんで作っています。また、外に出られない時は廊下で運動遊びをしたりと、元気に過ごしています。
【育児担当保育】
中崎かいせい保育園では、開園して3年目になりますが乳児クラスで行っている育児担当保育について少しずつ様子をお伝えできたらと思います。今回はその中でも食事についてお知らせします。
乳児保育では、情緒の安定・生活習慣(食事、睡眠、排泄)の自立・運動機能の発達を促すことを大切にしています。子どもにとって保育園は家庭から離れて初めて過ごす場所です。子どもにとって少しでも不安が和らぐように、家庭と同じように育児を担当する保育士を決めています。子どもの育ちをよく知り、子どもとの良い関係を作り、子どもが落ち着いて生活できるように丁寧に保育しています。
食事
0歳児ほしぐみ
ほしぐみの子どもたちは初期食、中期食、後期食、完了食と子どもの成長と共に段階を経ていきます。歩行が完成し体感がしっかりするまでは、椅子に座って食べるのではなく大人1名に対して子ども1名で大人が抱っこして体をしっかりと支えることで食事を進めています。おしぼりで口→右手→左手とふき”いただきます”と大人が毎回同じように繰り返しすることで、保育士がおしぼりを広げると、子どもが自分から右手→左手と差し出し、いただきますの気持ちがいろいろな表現で伝わってきます。大人が毎回同じ繰り返しをすることで、食事をする前に必要なことを子ども自身が覚えて自ら行動できるようになります。
1歳児つきぐみ
つきぐみの子どもの半分は新入園児です。スプーンを持って食べたり、手づかみで食べたり、食べている途中で気持ちが無くなったりと、多くの援助が必要になる時期でもあります。大人1名に対して子ども2,3名が同じテーブルで食べています。子どもがスプーンを持って意欲的に自分で食べることを大事にしながら、スプーンの扱いがまだ不十分なところは、大人がその子に合った介助をするために使うスプーンがありこれを2スプーンといいます。いろいろな食材に触れ「お魚おいしいね」「これ何かな」など、関心を持ち”おいしい””たのしい”をいっぱい感じながら進めていきたいです。
たいようぐみになると、スプーンの扱いも上手になりほとんど自分で食べ、こぼさなくなり、一人で完食することが多くなっています。また、食事のマナー(姿勢を保持でき椅子に正しく座ることができる。左手を食器に添える。コップや器をしっかり両手で持つなど)が身につき自分で食べたという満足感が得られます。また、同じテーブルに座っている子ども同士で顔を見合わせて「おいしいね」と会話して楽しく食べている姿を大人が見守る中で、安心して食べ困った時には「困った」ということが言えるそんな愛着関係を大事に育てています。
幼児クラス
お米作り
今年もバケツ稲つくりに挑戦します。まずは種もみをトレイに入れ、水を入れて発芽するのを待ちます。毎日水を入れ替えていると、「あっ、少し芽が出た」と小さな変化にも気づいて喜びあう姿がありました。
芽が伸び始めると同時に土の準備が必要です。きりんチームが土の入ったバケツに水を入れて泥になるまで底の方まで混ぜてくれました。なかなか大変で難しく力が要りますが、みんなで協力して泥になるまでがんばっていました。
その後、一つのバケツを誰と一緒に育てていくのかを自分たちで決めました。自然ときょうだいは一緒のバケツを、きりんチームはうさぎチームと、ぱんだチームはぱんだ同士で育てることになりました。「早くお米を食べたいな~」と毎日期待を持って観察している子どもたちです。