今年度も残すところあと２ヵ月を切りましたね。

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年度は保護者の方が参加する行事の中止や開催形式の変更が次々と決まり、生活発表会も緊急事態宣言の発令に伴い、残念ながら中止、動画配信のみという形になりました。

保護者の方々に温かく見守られ、応援してもらう中で頑張る姿を、直接見て頂けなくなってしまったことは本当に残念でした。

ですが、残念な形になってしまった中でも良かった点としては、例年、リハーサルなどではどの子も楽しそうに参加してくれているのですが、当日はたくさんの保護者の方々を目の前にすることで恥ずかしくなったり緊張してしまい、中には、なかなか普段の姿を見せることが出来ない子も、動画撮影という形だからこそ、普段の姿で参加することが出来たのではないかと思います。

もちろん、来年度は保護者の方々の前で生活発表会が行えるのを心から願っています

まずは、ひよこぐみの『おべんとうみ～つけた！』からご紹介します。

可愛らしいエビフライ、メロン、パイナップル、トマトの姿で登場した子ども達

のり巻きの牛乳パック積み木や、おにぎりのボール入れ、ソース容器からの毛糸引っ張り遊びをそれぞれ楽しんだ後は、おもちゃのチャチャチャの曲に合わせてマラカスで楽器遊びをしました

他にも、木からバナナを取って、とんでったバナナの曲で可愛く踊ったり、名前を呼んでもらい「はーい」と上手に返事をしたり、トマトをコロコロ転がして洗ったりと、様々な姿を見せてくれましたよ。

続いて、りすぐみの『森のつるみえんであそぼ～』です。

どこでもドアから虹のすべり台を滑って登場したのは、変身ライトで動物に変身した子ども達です。

あなたのおなまえはの曲でマイクに向かって名前を言ったり、ピアノに合わせて、いぬ・ぞう・うさぎ・かめと次々に変身をする姿も見せてくれました。

バスに乗って到着した所にはりんごの木が🍎

皆で収穫しミキサーに入れて、ぼくのミックスジュースの曲で体操をすると、美味しいミックスジュースが完成しました。

「いただきま〜す」「ゴクゴク〜」

最後はどこでもドアを通って、お家の方のところへ『ただいま〜』と帰りました。

最後は、うさぎぐみです。

合奏『元気いっぱいリズムでチャチャチャ』では、鈴で、幸せなら手をたたこうの曲を、タンバリンで、雪だるまのチャチャチャの曲を演奏してくれましたよ

写真は、劇遊び『オオカミなんかこわくない』の様子です。

２本の平均台の上をクマ歩きで登場したこぶたちゃん達は、堂々とした様子で名前を言ってくれました

そして、皆で協力してレンガの家を作りましたよ。

するとそこに、お腹を空かせたオオカミがやって来ました

「食べられちゃう〜」と怖がる様子は、演技ではなく本当に怖がっているのかな？と思う程、劇遊びに入り込んでくれていて、さすがは２歳児！と感心しました。

棒にぶら下がり、オオカミに向かってキックをする場面では、どの子もかっこよくポーズを決めていましたよ。

火のついた鍋へとオオカミを誘い入れることに成功すると「やったー」と喜ぶと同時に、「大丈夫？」とすぐさま心配して助けに行く姿に、うさぎぐみの子ども達の優しさが表れていて、とてもほっこりしました。

そして、オオカミと仲直りをしたこぶたちゃん達は、最後に素敵なダンスを披露してくれましたよ

さてもう１つ、２月の行事と言えば…

１２４年ぶりに今年の節分は２月２日でしたね。

鶴見園でも節分行事を行いました。

以前から鬼のパンツの絵本や歌が好きな子が多く、豆まきの歌も張り切って上手に歌う子ども達

当日までの間にも、各クラスで節分や豆まきの話を聞いたり、手作りの赤鬼、青鬼、緑鬼にカラーボールを当てたり入れる遊びをしてきたこともあり「今日は何の日か知ってるかな？」と聞くと「鬼は外」と答えてくれました。

「鬼が来たら何をまくの？おにぎりだっけ？」と保育士がわざと間違えて言ってみると「違うよー豆だよ」とうさぎぐみの子が答えてくれましたよ

そして、いざ、鶴見園の豆まき開始

手作りの鬼達にカラーボールを投げるのを楽しんでいると…

なんと赤鬼と青鬼がやって来ました

ビックリして動けなくなったり、泣いてしまう子、保育士の後ろに隠れる子が多い中、一切鬼を見ないように背中を向けてひたすら棚を見ている子もいましたよ。

ですが、最初はビックリして逃げてしまったものの、途中から『鬼を追い払わないと』と自らボールを投げて立ち向かう子や、泣きながらも保育士に手渡してもらったボールを「鬼は外〜」と投げる姿も見られました。

そんな鶴見園の子どもの達の頑張りにより、今年も鬼を追い払うことに成功！

最後は、大きな声で「福は内〜」と、これから１年の無病息災を願いました。

新型コロナウイルスの影響で様々なことが変化した１年ですが、鶴見園は変わらず、元気いっぱい、笑顔いっぱいで、子ども達と楽しい日々を過ごしていきたいと思います