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2024.02.15
節分👹
2月3日は節分でした!節分という言葉には、「季節を分ける」という意味があるそうです。月の満ち欠けでひと月の長さを決めていた旧暦では、春は一年のはじまりとされ、特に大事にされていたため、春が始まる前の日(冬と春を分ける日)だけが節分になりました。季節の変わり目には体調を崩すことが多く、今のように医療が発達していない頃は、命を落とす人も多かったそうです。そこで病気や悪いものを鬼に例えて豆まきをし、一年の厄を払うことが節分で豆まきをする始まりとされています。子どもたちには少し難しい節分の由来ですが、「鬼に豆を投げて退治し、福をよびこむ」ことは理解し、毎年節分の行事を楽しんでいます。今年も少し前から節分に関する絵本を読んだり、お面製作を楽しんだりしていました♪
節分のお楽しみ会では、ばなな・りんご・さくらんぼ組はどんな行事なのか知るために簡単なペープサートを見ました。節分に食べるものや由来を最後まで興味をもって見た後は、新聞紙豆を投げて鬼退治!みんな豆まきを存分に楽しんでいました。「やった!やっつけた!」「頑張って豆投げたよ~!」と、友だち同士会話も弾んでいます♪
ぶどう組ではまず鬼に関連するわらべうたを楽しみました。「オニサノルスニ」というわらべうたに合わせて、新聞紙で作った豆をお皿に入れて遊びました。お皿から溢れてしまわないように加減をしながら入れたり、わらべうたを一緒に口ずさんだりと楽しむ姿が見られました。最後の締めくくりは豆まきです!保育士が「今からお面をかぶって鬼になるね!」「鬼に向かって豆を投げて、悪いものを外に追い出すんだよ。」と伝えると、「心の中の鬼もいなくなるかな・・・」と言いながら一生懸命豆まきをしていました。目の前で保育士がお面をかぶったことで、怖がりすぎず、豆まきの意味を充分理解しながら取り組むことができました。
日本には昔からの習慣や行事がたくさんあります。様々な行事にこめられた意味や、昔の人の思いを知ることができるように、工夫をして楽しんでいきたいと思います。